↑ まんがタイムきらら2012年12月号
表紙は「棺担ぎのクロ。」。デザインといい色調といい、そして文字書体といい、なんか格式のあるデザイン誌のようにすら見えてくる。
■しかくいシカク......巻頭カラー。多人数同時参加型ロールプレイングゲームでの話。これとカメラが何の関係が? と思ったらちゃんと絡んでくる。ネタの濃さと描き込みの細かさはいつも以上。いったいどれだけの元ネタを見つけられることやら。「カシナートの剣」とか、分かった人にはニヤリとするようなものが山ほどある。後、ロールケーキを1本丸ごと食うな(笑)
■チェリーブロッサム!......今回は特殊な設定。最後の1ページ以外は特定箇所で(基本的に)二人きりで話が進む。映画の表現的に何と呼ぶかは忘れたけど、舞台劇の一幕のようなスタイルで話は進む。「魅せ方」が上手いのよね、ホント。
■棺担ぎのクロ。......「G.A.」とはまったく別ベクトルの、アンデルセン物語なりの童話を読んでいるような雰囲気。漫画、というよりは絵巻、絵本的な質感。
■箱入りドロップス......今回は年越し。しかも今回も増ページ。微妙にタッチが変わったような。キャラの個性というか活き活き感が増した雰囲気がする。春スタートだから正確には3/4強だけど、年を越してるのね、作品では。あと今回は前回にもまして萌ちゃん回です。
■りりうむアンサンブル......手にした旅行券を使い、どこに行くかという話。それだけなんだけど、話のやり取りが面白い。あと、「ダーティ・ペア」のOPは今の高校生は知らないと思う(笑)。
時間の関係(汗)で、とりあえず5本。「しかくいシカク」では『ウルティマオンライン』の画面撮影のことを色々と思いだし、その点でも堪能した次第。ともあれ、あとでじっくりと読み直そう。
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