【強力な洗浄剤等の移替えによる事故の防止について (注意喚起)】
独立行政法人 製品評価技術基盤機構は、10月19日深夜に地下鉄丸ノ内線車内において発生した破裂事故に関連して、同種の事故が起きないよう、再現実験に基づき、注意喚起を行うこととしました。
1.強力な洗浄剤等による事故について
平成24年10月19日深夜、地下鉄丸ノ内線車内において、業務用洗浄剤を移し替えて運んでいた飲料用のアルミ缶(ふた付き)の破裂事故が発生しました。
一般に市販されている強力な洗浄剤には、汚れを落とすために反応性の強い薬品が使われていること、強い酸性又はアルカリ性を示すものが多く含まれていることから、金属やプラスチック等を溶かすものがあります。
また、業務用洗浄剤の一部について、通信販売やホームセンター等での店頭販売によって一般消費者が容易に入手できることから、今般、製品評価技術基盤機構として注意喚起を行うこととしたものです。
なお、洗浄剤の容器には「他の容器に移して使用しない」「他の容器に移し替える場合は、弊社指定の容器に移す」等の注意書きが明記されており、これらの禁止事項、注意事項を守ることの重要性について、再現実験の様子等を通じて改めてご理解をいただきたいと思います。
本家サイトで取り上げるにはちょいとタイミングを逸した感があるので、こちらで覚え書き的に。ジュースなどの持ち帰りと同じような感覚で使うと、偉い目に遭うという話。コーティングの関係で時限式に化学反応が起きてしまうんだな、これが。
というか、ちゃんと注意書きは読まなあかんよ、ホント。業務用のアイテムは特に、ね。
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