自動車がバックをする際に注意を払いきれず、子供を跳ねてしまう。どれだけ気を付けても、安全装置を備えても、やはりこのタイプの事故は無くならない。発生確率を減らすため、運転手が常日頃からより一層、自動車をバックする際に気を付けてもらうようにと、トヨタベルギーと企画会社と芸術家が手を組んで行ったプロモーション。
バックの際の事故が起きやすい場所の壁に、いかにも本物に見えるような子供の絵を描いていく。場合によってはよりリアルに見えるように小道具も追加して。後部カメラ越しに壁を見ると、子供が遊んでいる姿と「後ろに注意して」のメッセージ。何気なく見ていた人はハッとして、注意を払って見ていた人も改めて、後方の確認を慎重に行う次第。
単なるメッセージだけでは無く、可能性として「実際にいるかもしれない子供」をリアルに描き、注意をひきつけるってのは良い手法だね。
コメントする