【EPA Investigation Prompts Carmaker to Correct Inflated Mileage Claims】
↑ 燃費性能の正誤表一覧(一部)
EPA(米環境保護局)はこのほど、韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が11年以降に販売した13モデルについて、燃費性能を過大に表示していたと指摘した。
指摘を受け現代自と起亜自は2日、11年から10月31日までに両社が米国で販売した自動車の35%に相当する90万台と、カナダにおける販売分17万2000台に関し燃費性能を過大に表示していたことを連名で公表。12年販売モデルについては平均3%燃費性能を過大表示していたことを明らかにした。
EPAによると起亜自の「ソウル」などは最大6マイルも誇張しており、実際の性能とカタログスペックが相当食い違っていること分かる。両社は今回の件を受け、顧客に走行距離や燃費の差異などによって発生した分のガソリン代を支払うと言明。現在ショールームにある自動車は自主的に正しい燃費のラベルを付けているとする。
ただ、両社は「廉価で燃費性能が良い」ことを売り文句に世界各地に進出しており、今回の虚偽表示は波紋を呼びかねない。
引用文の指摘通り、燃費を最大の売りにしていたところに、「その燃費の良さはウソでした」というのが発覚した次第。「最大6マイル」の「ソウル」は元々34-35マイルだったわけだから、2割近くも誇張されていたことになる。当然、他機種はどうなんだろう、という疑問もわいてくるだろうねえ......。数機種、1マイル程度なら計算ミスってこともあるんだろうけど、ここまで大規模なものになると。
さて、どうなることやら。
コメントする