【夢よ再び?!米加州ゴールドラッシュ 金価格高騰で砂金採取ブーム】
19世紀のゴールドラッシュの舞台となった米カリフォルニア州で最近、砂金探しが脚光を浴びている。金価格の高騰を受け、週末の河川は砂金をかき集める観光客らでにぎわう。なかには1日に100ドル(約8200円)近くを稼ぎ出す腕利きもいるほどだ。州当局は、川を汚しかねない機材を持ち込む専門業者の立ち入り禁止を打ち出すなどして、環境保全に努めている。
ところがここ数年、取り巻く状況が一変。2000年代初めに、1トロイオンス(約31グラム)当たり300ドル(約2万5千円)だった金価格が上昇を続け、欧州経済の低迷で金が投資対象となり、価格は約6倍の約1730ドル(約14万2千円)まで跳ね上がった。「『ゴールド・ハンター』を目指し、川沿いにテントを張って寝泊まりしながら砂金を取るプロまがいの人々もいる」(郷土史家)ほどだ。
......という話もあるのだけど法的規制で業者による大量採掘は禁止されているし、個人ベースではさほどの量も収穫できない。米ニュースやブログなどの検索をしても「ゴールドラッシュ」的な騒ぎは確認できず、実質的には「ちょいと流行っているかもね」的なもの。
とはいえ、金価格の高騰が「少量でもそれなりの稼ぎになる」状況を産み出し、砂金採りのバランスを変えているのも事実。興味深い話ではある。
日本でも【ウソタンナイ砂金採掘公園】のように、砂金採りを実体験できる場所もあるし、ね。興味があれば検索をした上で、近場の体験場に足を運ぶのもありかも。
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