昨今の株価動向を受けて、第一生命経済研究所 経済調査部が公開したレポート。普段は目を通す程度なんだけど、視点が面白かったので覚書。市場は多分に先を見越した動きをする(、というより、そうしないと儲けが出ないので、皆必死になって考えて市場に参加する)。金融周りに関する目標の明確化(よく「数値目標」ってのが使われるな)と、現状と比較した上での先行きのポジティブな期待感、これが市場を動かしたとしている。市場は生き物だ、とはよくぞ言ったものだね。
もちろん金融政策だけじゃなく、それに連動した財政政策とのセットがあってこその動きだと思うのだけど、それにはほとんど言及が無く、単に円安云々がメインとなっているがちょいと残念。
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