先日の【生産波及の大きさ(実質)】と関連するお話で。経済が複雑化した現在では、一つの物事が動くと玉突きのように多数の関連事項が動くという話。これ実は逆も同様で、一つが縮小すると周辺まで縮小のあおりを受けるってことにも注意しておくべき。
もちろん経済、市場は水物。必ず想定した通りの動きが起きるとは限らない......というよりは起きないと思った方が良い。あくまでも「これに近い結果に落ち着くんじゃないかな」という指針、ガイドライン的なもの。部屋に節分の豆をまいても、どこに散るかまでは確定できない、でも「ここらへんじゃないかな」と推測できるのと同じ。カオス理論やらベイズ理論やらを駆使すれば、もう少し面白いこともできる気はするけどね(それにはデータの蓄積が欠かせない)。
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