JRAが「月面競馬シンデレラジョッキー(ソーシャルカードゲーム)」でノリノリな件について

| コメント(0)

↑ 月面競馬シンデレラジョッキー
↑ 月面競馬シンデレラジョッキー


何が一番の驚きかと言えば記事タイトル通り、JRAが進めてるんですよねこれ。『Gallop』裏面広告と「シンデレラジョッキー」HPに書かれているのが、この3つの名前。

競馬情報・競馬予想ならJRA-VAN
JRAシステムサービス株式会社
株式会社ユビキタスエンターテインメント

ネットで馬券を買う競馬ファンにはお馴染みですが、JRA公式データを使った予想・情報ツール「JRA-VAN」を開発し、販売しているのがJRAシステムサービス株式会社。馬券発売に欠かせないトータリゼータシステムの運用・管理、PATや、各地WINSなど場外の馬券発売システムなど、JRAのネットワーク・システムを一手に引き受けている所です。

ここがソーシャルゲーム開発などを行っている株式会社ユビキタスエンターテインメントという会社に開発を依頼し、「JRA-VAN」チームとともに開発したのがこのゲームということかな。JRA公式がエヴァやウマドンナをやる一方で、
子会社はまた独自方向に頑張っているようですね。こうなったらもう思いっきり突き進んでほしい。

「JAPAN WORLD CUP」@ハリボテエレジーがネットで人気になった頃からJRAは「公式が病気(注:褒め言葉)」と呼ばれつつあり、ネット界隈では話題の宝庫として、割と好意的に受け止められている気がします。


現時点でモバゲーもJRAも公式リリースを出していないので、比較的詳しくバックボーンを紹介しているサイトから引用。先日の【JRA、競走馬のギャルゲーの続編「My sweet ウマドンナ2~ウマすぐ Kiss Me~」をプレオープン】をはじめ、一見お堅いジャンルの組織に見えるJRAとしては、想像がしにくいベクトルに非常に長けた才能が発揮されまくりの昨今。今度はモバゲー上でソーシャルカードゲームの展開ときたもんだ。システムはともかく(いわゆるモバマス系かな?)、キャラもしっかりと描かれているし、単なるプロモ用ゲームとは思えないような気合いの入れ方。

でも一連のプロモーション、手法としては間違ってない。短期的な成果はさほど期待できないかもしれないけど、競馬というジャンルに興味関心を抱かせ、記憶させ、認知させる。中長期的な戦略の視点から見れば、極めて正しい手法に他ならない。プロ野球なら、プロ選手が地方の子供野球チームを巡業したり、球場に子供を招待してイベントを開いたり、そんな感じ。先日の【西武の「らき☆すたデー」がエラいことになっていた】なども良い例。

数年単位での継続的な努力が必要になるけど、方向性さえ間違っていなければ、必ず実は結ぶ。この調子で頑張ってほしいな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年12月12日 12:15に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「素人が「型破り」をしてもそれは「形無し」でしかない」です。

次の記事は「マルちゃん ほくほくのコロッケそば 試食(2012/12)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30