真ん中でぐるりとまかれている橋

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↑ Loop Bridge
↑ Loop Bridge


タイトルだけ見て「なにそれ」と思い、一見して「なんだこりゃ」と唖然とし、じっくり見直して「なるほど」と思わせた情景。サラエボ美術大学に向けてかけられている橋で、「ゆっくり急ぐ」というタイトルが付けられているこの橋、Amila Hrustic氏・Adnan Alagic氏・Bojan Kanlic氏の3人によってデザインされたとのこと。

真ん中でぐるりと一回転している部分で通路部分をずらし、回転部分が屋根になるよう工夫されている。そしてその下には一休み用の椅子が。直線で突っ切ることが難しくなるため、どうしても中央部分でスピードを落とさねばならない次第。

さらに側面などにはライトが埋め込められているので、夜でも安心して渡れるだけでなく、離れて見ると本当に真ん中で巻かれているように見えてしまう。「橋はまっすぐでなければならない」という固定概念をくつがえす、ちょいと素敵なセンスの作品だね。


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このページは、不破雷蔵が2012年12月23日 20:10に書いた記事です。

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