釣り的タイトルが気に入った...三菱商事、タイでエビの養殖事業に参入

| コメント(0)

【タイでエビの養殖事業に参入 良質な水産資源調達網の更なる拡充を目指して】

↑ 「エビ養殖場」と「バナメイ海老」
↑ 「エビ養殖場」と「バナメイ海老」


三菱商事株式会社(以下、当社)は、良質な水産資源の調達網を更に拡充することを目指し、在タイ国Thai Union Feedmill社(以下TFM社(*))と、当社49%/TFM社51%の合弁で、エビ養殖事業の運営会社(以下、新会社)を、本年12月中を目処に設立いたします。
(*)タイ国の優良水産事業者であるThai Union Frozenグループ(以下、TUFグループ)傘下で、タイ国2位の養殖飼料生産メーカー。

新会社の総事業費は約30億円であり、タイ国沿岸の養殖適地で、複数の中規模養殖場を買収、若しくは新規に立上げ、地球・周辺環境に配慮した形での養殖事業を運営し、2018年度を目処に合計生産数量を年間1万トン規模(原料ベース)とすることを目指します。また、新会社は、稚エビ生産・販売も事業領域とすることにより安全性・トレーサビリティの担保を徹底して行きます。

現在、天然と養殖を合わせたエビの世界需要は、年間約650万トンと見られ、新興国を中心とする人口の増加を背景に、今後も需給関係が逼迫し、安全・安心な養殖エビ原料・製品供給の必要性が更に高まっていくと予想されております。

かかる状況下、当社は、新会社を核として、TUFグループと共に、養殖エビ事業分野の川上から川下までを一貫して運営する体制を整備することにより、トレーサビリティに優れた、安心安全な養殖エビ製品を確保し、高まる世界需要に対応しつつ事業の拡大を図って行きます。

当社は昨年、チリにおいてサケ・マスの養殖事業を開始しております。今般、TUFグループとともに、タイ国におけるエビ養殖事業にも参入することにより、地域・魚種を分散させながら、良質な水産資源の調達網を世界ベースで拡充することで、増加する食の需要に対し安定的な供給を果たす役割を担うことを目指して行きます。


お話自身はとても頼もしい、そしてポジティブな内容。タイにもプラスとなるし、こういう話はどしどし進めてほしい。

で。タイってはのもちろん国の名前なんだけど、お魚の「鯛」と読み間違ってしまい、「タイでエビ」じゃなくて「エビでタイじゃないのか」と空目してしまったわけで。まさに「釣り」的なタイトルに見えた次第......まあ、良くある話だ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年12月20日 12:25に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「【更新】寒波に注意」です。

次の記事は「冷凍 日清カプセルスタイル カップヌードルおにぎり 試食」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30