「新聞記者なら歩いて知っているところなんだろうけれども、あまりこの辺ばっかりうろついていて分からないかな、そういうのは調べておいた方がいいよ、数字ばっかり追わないで現場の感覚として」
「問(朝日新聞))そういうふうに書いていますけれども。」
「答(麻生大臣)きちんと見せてごらん。俺が読み落としているかもしれんから。」
厳密には2012年12月26日以降の議事録が熱い。つまり、麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣の議事録ね。一部で「報道を馬鹿にしてるのでは」という意見もあるけど、議事録を読めば分かる通り、馬鹿に「している」のではなく、「正当な評価の上で対応している」に過ぎない。大臣が語っていることはいちいちもっともであるし、質問をする報道側が概してレベルが低いことがうかがえる。
中には記者会見の質問というより、喧嘩吹っかけているような感じのも少なくない。「感情的にさせて相手のミスや本性をさらけ出すのがテクニックだ」と弁明するかもしれないけど、それは報道としては三流のやり方だね。レストランで(振る舞われた料理が美味でも)大声でけなして、店側の対応を見ようというのと同じ。これ、YouTubeで動画配信してほしいなあ。
某社の記者、小学校の学級会じゃないんだし、という感じ。
それにしても議事録を読むにつけ、記録を残すってホント、大切だよねぇと思う。「前の方々」は疎んじて極力それを避けたり、抹消しようとしてたけど、結局「残されると自分らにマイナスとなる」ことを知っていたし、そういうことをしているという自覚があったんだろうなあ、とも再認識させられる次第。
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