五條市北山町の市立五條文化博物館で、巨大な鉄道模型のジオラマが人気を呼んでいる。半径7.2メートルの扇形で、縮尺は80分の1のHOゲージと呼ばれるサイズ。2011年11月に外周の線路が完成し、部分オープンした。毎正時、再現された模型の説明がされ、電車の運転会が催されている。
市内のボランティア7人が制作。柿博物館やJR五条駅、五條市役所、国の重要伝統的建造物群保存地区「五條新町」などの模型が徐々に追加されている。07年3月に廃止された旧北宇智駅スイッチバックも再現され、懐かしがる来館者も多いという。
まだ製作途中でもあり、さらにメンテナンスも結構大変そうだけど、注目を集め客寄せアイテムとしてもかなり役立ちそうな感じがする。鉄道模型も切り口次第で、単なる趣味としてでは無く、実用にもなるんだよなあ、という一例。いや、「鉄道」という切り口のみで考えるから、偏見が混じりうるのか。「鉄道をメインとした、地域の再現ジオラマ」とすれば、立派な展示物になるよね。
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