【ブックレビュー:世界の軍艦コレクション 第2号 空母赤城】
↑ 世界の軍艦コレクション 第2号 空母赤城
●良い点
プロポーションが良い
現在の考証が反映されている
精密感は目の前で見る限りには申し分ない
ダイキャスト成型がちょっとだけ良くなってる(バリの少なさ、舷側モールド)
錨が別パーツ化されてリアルになった(大和は船体と一体成型)
発艦準備状態なので無線マストが正しく倒れている(安全性優先で立ててくると思ってた)
台座の印刷が静岡版の「1941」から「1942」に修正されている
●悪い点
大和と船体色が統一されていない(というより米海軍のカラーリングと間違えている)
艦載機の脚がないので胴体着陸してるように見える
艦載機は零戦と九七式艦攻の二種類で、九九式艦爆がない
機銃スポンソン支柱が今時三角形で再現
飛行甲板後ろ半分の緩斜面が再現されていない
ゲート跡、組み立て精度は相変わらず雑な部分がある
提供個体は無線マストの十字部分に一部破損があった
先日【隔週刊 世界の軍艦コレクション 創刊号・戦艦大和(1945年)(動画付き)】などで紹介した、「隔週刊 世界の軍艦コレクション」の第二号、空母赤城の先行レビューの話。記事タイトルの部分でお茶噴いた。どこをどうしたらそんな間違いをするのだろう。話によれば第10号分までは、たとえ突っ込みがあっても変更のしようがないとのことで、意見による改善が期待できるのは11号以降だという話だけど......これはかなりツラいねえ。
『創刊号のアマゾンでの評価』も散々な状況だし、少なくとも10号までは相当吟味と覚悟を決めてチョイスしないとダメかな、これは。第三号の「戦艦長門」はちょいと思い入れがある艦だけに、検討してたんだけどなあ......。2000円オーバーはキツいわ、これ。
(最終更新:2013/08/23)
コメントする