↑ 失業イメージ
ユーロ圏各国などから支援を受けて財政再建に取り組んでいるギリシャで、若者の失業率が初めて60%を超えたことが分かり、厳しい緊縮策が景気や雇用情勢に打撃を与える悪循環が続いています。
ギリシャ政府が14日に発表した最新の雇用統計によりますと、去年11月の失業率は全体で27%で、前の月よりも0.2ポイント悪化して過去最悪となりました。なかでも15歳から24歳までの若者の失業率は61.7%と、初めて60%を上回り、10人に6人以上が仕事がないという深刻な事態になっています。
本家サイトではEU統計局のデータを元に加盟諸国などの失業率を検証中で、最新のは【若年層の失業率、スペイン55.6%・ギリシャ57.6%...ヨーロッパの失業率をグラフ化してみる(2012年12月分)】。これだと2012年10月時点で57.6%なので、上の報の話が2013年1月分のなら納得は行く......けど、61.7%って、3か月で4.1%ポイントってのも豪快な上がり方だな。
ギリシャの統計局ELSTATは。で、こちらでは56.6%とあり、むしろEU統計局より低い(後に修正されたのか、こちらが修正後の値なのか......)。
いずれにしても、次回の「若年層の失業率~」は大変なことになりそうだ。
コメントする