「カード型電子書籍実証実験:カードヨム(Cardoyom)」の話

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↑ カード型電子書籍実証実験:カードヨム(Cardoyom)


カードヨムは「カード型電子書籍」です。もちろん無料です。名刺大のカードに、竹の子書房の電子書籍の表紙イラストと試し読み用サンプル、書誌情報などが収録されています。

カードヨムに掲載されたQRコードから電子書籍(PDFなど)をダウンロードするカードキーになっています。1枚のカードヨムから、何人でも、何種類の端末からでも、そして何度でもダウンロードできます。ダウンロード回数に上限はありませんので、友人知人同僚恋人兄弟姉妹従兄弟従姉妹許嫁夫婦家族親類縁者の間で、一枚のカードヨムをたらい回しに利用することもできます。もちろん無料です。

カードヨムから電子書籍を読むには、iPhoneやAndroid携帯など、QRコードの読み取りが可能なスマートホン、iPadなどのタブレット端末のいずれかひとつが必要です。

●使い方
では、さっそくカードヨムをご覧下さい。表面には電子書籍の表紙イラストがあります。そしてぺろりとめくって裏面には、書籍名、試し読みサンプル、著者情報に加えて、二つのQRコードがあります。

このうち、上段「書誌情報」というQRコードは、その電子書籍のカタログページを表示するものです。ここにはカードヨムだけでは紹介しきれないその他様々な情報、関連書籍、同じ著者の別の作品の紹介の他、その電子書籍のレビュー情報などをご覧いただけます。パソコンからもご覧いただけますしスマートホンからもご覧いただけますが、パソコン版とスマートホン版は表示方式が若干異なります。

そして下段「PDF」というQRコードは、その電子書籍本体PDFを直接ダウンロードするためのURLです。通常は下段のPDFのQRコードをそのまま読み取ってご利用下さい。

PDFそのものが電子書籍本体ですので、ダウンロード後はカードヨムは不要になります。コレクタブルカードとしてお持ち帰りいただいても構いません。
お知り合いに渡して、他の方にもカードヨムを通じて竹の子書房の電子書籍をご紹介下さい。

何人でも、何度でもokです。どんどん広めて下さい。もちろん無料ですから。


先日書籍周りの話(初版がどうとか、連載がこうとか、アマゾンの取り扱いがああとか)に絡み、【待つのがむしろ楽しくなる整理チケット】のように、既存の媒体と組み合わせることで、もっと色々と出来るような気がする。要は「黙っていても積極的に手に取ってもらえるようなものって何だろう?」ってことだよね。

......あとはビジネスモデルの構築だよね。手がけた各方面で、利益が出るような「仕組み」を構築しなきゃいけないわけだ。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2013年2月20日 07:14に書いた記事です。

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