銚子電気鉄道(千葉県銚子市)は1日、東日本大震災以降の経営難から、自主再建を断念、地元の銚子市や県などに支援を要請していると発表した。今後、同市出身の企業家らが設立した財団法人などから資金援助を得たり、運行と線路などの施設管理の主体を分ける「上下分離」を実施したりして、経営刷新を進める。
しかし震災後、風評被害による観光客減少などで11年度の乗客は約48万人と前年度比23%減。13年3月期の経常損失は数千万円規模の見通しで、車両や電機設備の交換資金も不足する状況という。
こうした経営危機から昨年末、「自主再建路線」を進めてきた小川文雄氏が社長を退任。かわりに就任した税理士出身の竹本勝紀氏は、昨春、市内の企業支援のため設立された財団法人に資金援助を求めるほか、市や県へも支援要請するという。
現時点で公式サイトや公式ブログにおける発表は無し。【銚子電鉄、自主再建を断念 副業「ぬれ煎餅」健闘及ばず】と、朝日新聞も同様の話を伝えているので、記者会見・自主再建断念はほぼ確定かな、と。断念理由の解説に関しては少々ニュアンスが異なっているので、公式の発表を待ちたいところ。
やはり内山健冶郎・元社長の職権乱用のダメージは大きかったねえ。それと共に風評被害もなぁ......。
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