信心深い人が多いとされるインド。その習慣を利用した飲酒運転防止キャンペーン。ヒンドゥー教における死の神とされる「Yama」の恰好をした人を準備しておき、あるバーの前で一芝居を打つ。具体的にはバーに入る際に車庫に預けていた車を店員からバーの前に戻してもらうと、車の中には「Yama」が居るというもの。
自動車に乗り込んだお客は当然驚くけど、酔っていない店員は「何も見えないけど?」と演技。要は酔っ払っているお客=飲酒運転で死のリスクがある人にしか「Yama」が見えないという次第。
しばらく驚いてもらったあと、店員などが事情を説明。送迎サービスの連絡先を添付した「Yama」のメッセージカードを手渡し、「こちらを使ってくださいな」と勧める次第。動画にもあるように、一連のどたばたの後には、「Yama」と記念撮影をする人も。
日本で同じようなことが出来るかというと、ちょいと難しいかもしれないけど(例えば閻魔大王の恰好をさせるとか?)、面白い発想ではある。
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