【世界最強の食材、「唐揚」が日本と世界を救う】 安久:2008年に旗揚げした一般社団法人で、全国に約1万5000万人いるカラアゲニストとタッグを組み、唐揚業界を盛り上げるための様々な活動を展開している。最終的な目標は、唐揚の力によって地球上から争いごとをなくし、恒久的な世界平和を築くことだ。 ―いきなり突拍子もない答を頂き動揺している。本誌はオーソドックスな経済誌であり、本コラムも「笑いの要素」などは特に読者から求められていない。質疑応答を続けて大丈夫か。 安久:全く問題はない。そもそも本協会の活動を支えているのは「日経ビジネス」の常連である日本でも指折りの食品メーカーだ。安心して取材してほしい。
―まずは日本唐揚協会の概要を教えてほしい。
確かに食欲が満たされれば世の中の争いの半分は無くせる、という話もあるぐらいだし、好かれる食品として良く話に登るからあげが、そのツールとして使われるってのもあながち間違いではないかもしれない。一口に「からあげ」といっても、まとめの方で語られているように、多種多様なバリエーションがあるので、それらを楽しむのも粋なカラアゲニストかな。
しかし唐揚げで世界が平和になっても、「レモン問題が世界大戦の引き金になるのか」「塩派とタレ派の闘いで世界が荒廃する展開か」という指摘にもある通り、人の因果は尽きぬものなのだろうな(笑)。
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