ここ数年、アップルの多機能タブレット端末「iPad(アイパッド)」の偽物が米国各州で出回っている。米国マサチューセッツ州在住のスザンヌ・ナシッセさんは、同州ブロックトンのウォルマートでアップルの多機能タブレット端末「iPad(アイパッド)」の最新モデルを499ドルで購入した。
帰宅したナシッセさんは、早速箱を開けて、iPadの電源を入れたが何も起こらなかった。よく見ると、それはプラスチックで出来た偽物だった。それもかなりお粗末な代物で、スピーカーはマジックで小さい点で描かれているだけだった。
では、一体どのような手口なのか。この点について小売店チェーンはコメントを避けているが、詐欺師がiPadを購入し、中身を偽物とすり替え、売り場に並んでいる新品に見えるようにこん包し直しているというのが大方の見方だ。そして詐欺師は、返品して払い戻しを受ける。また、小売店の店員が倉庫に忍び込んで本物と偽物をすり替えているとの憶測もある。
動画は2011年初頭のもので、すでにその頃には大きな問題として取り上げられていたことが分かる。結局のところiPadがそれだけ多数売れていること、大きさの割には高単価で多彩な場所で売られていることなどが原因なんだろうな。
多分に複数のルート、切り口があるのだろうけど、見つけたらそれなりの厳罰に処する必要があるだろうね。個人レベルでの少数な犯行なのもあるだろうけど、それなりに組織立ったものも考えられるし。
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