パワーアシストロボット市場創生を目指す...アクティブリンクが三井物産と業務・資本提携

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【アクティブリンク株式会社が三井物産株式会社と業務・資本提携】


アクティブリンク(以下、アクティブリンク)は、パワーアシストロボット事業の拡大を目指し、三井物産株式会社(以下、三井物産)と業務提携および、資本提携を行うことで合意しました。

この提携により、両社の将来に亘る協力関係を構築し、パワーアシストロボット市場の創出と、事業の拡大を加速させてまいります。

1. 業務提携の概要
アクティブリンクは、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)が99%出資する子会社で、社内ベンチャー制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」により2003年6月6日に設立し、パワーアシストロボットの受託開発業務で実績を積み重ねてまいりました。特に重作業支援用途では、パワーアシストロボット「パワーローダー(TM)」を開発し、レスキュー、建設作業、工場内作業、農作業など様々な分野で提案することで、パワーアシストロボット市場の創出に取り組んでいます。

一方、三井物産は、様々な産業、業種との取引・事業経験が豊富であり、近年では、高成長が期待されるサービスロボット事業分野の創出・開拓に積極的に取り組んでいます。

アクティブリンクは、三井物産の営業協力により、想定される適用分野のユーザー企業との連携を促進し、パワーアシストロボットのカスタマイズ開発受託と製品化によって今後5年間で20億円の売上を目指します。

2. 資本提携の概要
アクティブリンクは、三井物産を引き受け先として4400万円の第三者割当増資を実施します。これにより、出資比率はパナソニック 79.6%、三井物産 19.6%、個人 0.8%となります。


要はパワーローダー(待て)の開発製造技術のあるアクティブリンクが、営業部門で長けた経験と実績を持つ三井物産と手を組んだという話。開発業務に強い会社はよほどの大手で無い限り、営業部門への注力・優先順位が下がり、「いい仕事してるのだけど、なかなか世間一般への展開がされない」という状況も結構ある。その観点では、今件は色々と期待したいところ。それに三井物産の多方面の展開実績と結びつくことで、新たな領域にパワーアシストロボットの需要が発生するかもしれない。

先日の【腕でモノを投げる機能がついたBigDog、コンクリートブロックを放り投げる】同様、ワクワクできる未来を夢見ることができる技術って、素敵だよねえ、ホント。

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このページは、不破雷蔵が2013年3月 5日 07:10に書いた記事です。

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