タイの交通安全を促進する団体Thai Health Promotion Foundationによる、Headlight Messageというプロモーション。夜間の対人交通事故があまりにも多い事を危惧した団体側が、「夜、道路を走る際には人の通りに注意」を運転手に改めて認識してもらうために行ったもの。
駐車中の自動車のヘッドライトに、自動車を目の前に阿鼻叫喚状態の形に切り抜いたシールをペタリ。何も知らずに戻ってきた運転手がキーを入れ、走り始めようとしてヘッドライトを付けると、目の前に映し出されるのは接触寸前の人の影。「まじかよ」と慌てて外に飛び出しチェックを入れると、ステッカーにある「気を付けて。交通事故は多分にして夜間発生するのですよ」とのメッセージに気が付く次第。
夜間の運転で初めて気が付くのがネック(昼間に走り始めて、夕方以降に「走行中」ヘッドライトをつける可能性ってのは考えてないのかな)だけど、夜間走行の注意を啓蒙する、という点では面白い。
もちろんステッカーそのものはすぐに剥がせるようなものでないと、自動車の持ち主は「ライトを汚された」と怒るかもしれないけどね。
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