ハイエース減少トラック増加...自動車盗難事故実態調査結果

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【第14回自動車盗難事故実態調査結果発表 自動車盗難~ハイエースの被害は大幅に減少。トラックの被害が増加。 車上ねらい・部品盗難~バック類、タイヤ・ホイールの被害割合が増加。】

↑ 車名別盗難状況一覧
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一般社団法人 日本損害保険協会(会長:柄澤 康喜)では、自動車盗難の防止対策に取り組んでおり、損害保険会社が2012年11月に保険金を支払った事案(自動車盗難512件、車上ねらい・部品盗難1,706件)を対象に自動車盗難事故実態調査を実施しました。本調査は2000年以降実施しており、今回が第14回目となります。

ハイエースの被害は大幅に減少したものの、6年連続でワースト1位。トラックの被害が増加、6車種合計で63台・12.3%が被害。

ハイエースの被害件数は前年比-42.7%と大幅に減少したものの、2007年調査から6年連続でワースト1位となりました。また、前年ワースト3位であったランドクルーザーの被害件数も前年比-60.3%と大幅に減少しています。背景には、窃盗団の検挙やユーザーの防犯意識の向上等が考えられます。

ハイエースは2012年5月発売モデルから盗難防止装置であるイモビライザが全車標準装備されたことから、今後更なる被害の減少が期待できます。また、ランドクルーザーの2012年10月発売の一部モデルで、2013年1月からは全モデルで、フロントガラス下部に「ビジブル・ビン」(車台番号を外から見えるようにする仕組み)を新たに付けています。車外から容易に車台番号が確認できるようになったことで、自動車盗難に対する牽制効果が期待できます。

一方、トラックの被害が増加しています。被害が多い上位20車種の中に、トラックが6車種(63台・12.3%)含まれました。日本のトラックは耐久性に優れ、高性能なため、発展途上国等で人気があります。そのため、年式の古い車でも窃盗犯の標的となり、盗まれた車は解体された上、不正輸出されるケースが多いと推測されます。今後はトラックにも乗用車並みの防盗性能が必要です。


......ということで先日たまたま見つけた、自動車盗難に関する統計資料。あくまでも損保が保険金を支払った事例でしかないので、実際にはもう少し多いのだろうけど、経年変化のデータとしては貴重な部類。

特に各種防犯設備の充実で一般車の件数が減ってきたこと、需要の増加や防犯姿勢の関係でトラックの被害が増えていることなどに要注目。また、機種別なので今件リストには載っていないのも仕方ないけど、建機の盗難も増えているんだろうな。

無論、例えば日立建機の

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このページは、不破雷蔵が2013年3月27日 06:33に書いた記事です。

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