【猫と一緒にお住まいのお客さまへ 家庭用ファクスにおける無償点検のお知らせ】
↑ FAX-300CL
ブラザー工業株式会社(社長:小池利和)が2000年(平成12年)9月から2005年(平成17年)11月まで生産いたしました家庭用ファクスにおいて、猫の尿が繰り返し製品にかかることに起因する焼損事故が発生いたしました。
当該製品の構造上、猫が製品に乗って繰り返し排尿することにより、まれに発火に至ることがあることから、お客さまに引き続き安心してご使用いただくため、当該製品の無償点検を実施させていただきます。
当該製品をご使用の期間中に、猫と一緒にお住まいのお客さまにおかれましては、大変お手数ではございますが、下記専用窓口までご連絡賜りますようお願い申し上げます。
お客さまにはご不便、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申しあげますとともに、今後、より安心してブラザー製品をお使いいただけますよう一層の品質強化に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
※当該製品は修理期間が終了しており、本件以外の点検・修理はいたしかねますので、あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
当該製品 (家庭用ファクス)
・製造元 : ブラザー工業株式会社
・販売元 : ブラザー販売株式会社
・製造期間 : 2000年9月~2005年11月
・機種名/シリアル番号 : (以下表を参照)
どこぞのジョーク話か虚構新聞さんの記事かと思ったらマジ話だったでござるの巻。そもそも「猫の尿が繰り返し製品にかかる」ってどういう状況を想定しているんだか......。マタタビ分が製品に用いられているってはずもなく、考えられるのはせいぜい「温かくなるので猫が暖を取るために上に乗る」という可能性位。そしてそれはどのような家電にもあるわけで、そこまでのリスクを企業に負わせるのなら、商品なんて何にも作れなくなる。「一層の品質強化に努めてまいります」とはあるけど、これでブラザー側を責めるのは酷だよなあ。
今回の対応商品の一覧には2005年12月以降のものは無い。ってことはそれらの商品は猫対策も講じてあるということ、というわけではなく、部品的に水分が当てられても過熱しないよう内部にカバーか何かがしてあるのかな。
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