4月18日はハンバーガー業界のターニングポイントの日、かも

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4月18日は偶然にも、【マクドナルドで低価格商品の価格改定と「バリューピックス」メニューの導入】などのように、日本のハンバーガー系ファストフードチェーン店のマクドナルドとモスバーガー双方で大きな動きがあった。ざっとまとめると、

●マクドナルド
↑ 実証実験で用いられる新価格帯の一例
↑ 実証実験で用いられる新価格帯の一例


・低価格帯商品の再構築と一部値上げ、値下げ
 「Value Picks(バリューピックス)」導入、「¥100マック」「¥120マック」の実質的廃止。
・新地域価格帯の導入(先行試験導入)
 ハッピーセットを除けば実質的な値上げ。

●モスバーガー


↑ 変更されるパティ(イメージ)

↑ 変更されるパティ(イメージ)


・パティとソースの変更、価格は据え置き
 「美味しさ」の追及結果として牛豚合挽きから牛100%に。大部分のハンバーガー系メニューで。
・ソースも多くのメニューで(パティに合わせる形で)変更


という形に。モスのリリースにもある通り、外食が類似他業種(牛丼とかね)だけでなくコンビニやらスーパーやらも巻き込んで、さらには商品としての中食と外食の垣根が低くなったこともあり、競争は激化モード。そこで2社とも気合いを入れ直して色々と取り組んだ形となる。

マクドナルドの価格変更は、値上げと値下げの双方があるけど、値上げする商品のインパクトが多くて、やはり報道としても値上げが前面に押し出されてしまう。


興味深いのは両社で方向性がまったく逆なこと。元々両社の方針を踏襲していると考えれば納得もできるんだけどね。どちらが正しい手法なのかは、今後の業績が物語る、はず。

しかし偶然ってのはあるもんだな。同じ4月18日に発表となるとは、ね。

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このページは、不破雷蔵が2013年4月19日 08:12に書いた記事です。

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