大相撲の神奈川・藤沢巡業が6日、行われ観客が土俵に乱入するハプニングが起きた。幕内・勢(26)=伊勢ノ海=ら力士6人による相撲甚句の披露中に、60歳前後とみられる初老の男性が靴下姿で土俵へ上がった。呼出1人が止めにかかったが、男性は振りほどき財布から1万円札を取り出すと、力士1人ずつに「祝儀」として配り歩いた。
最後は呼出2人がかりで強制的に下ろされ、お金も返還。幸いにも大きな騒ぎには発展せず、巡業は予定通り行われた。
まだ男性だったからよかったものの......という感想が第一に頭に浮かんだハプニング。プロの将棋の対戦でもいきなり朝日新聞記者がサインを求めるトラブルがあったけど、あれと同じで、老化で理性というか常識のタガが外れちゃったんだろうな。
あまり警備を厳重にするのも味気ないし、似たような話が相次ぐのも良いはずも無く。難しい問題ではある。
それにしても、当の力士達は極めて冷静だったな。これは評価すべき。
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