【「黒田にそんなガッツがあるとは誰も信じなかった」ジョージ・ソロス】
日本のロディアと元取材では全然言うことが違うではないか!→nikkei.com/money/gold/tos...ソロス氏が黒田日銀に警鐘 「海外への資本逃避も」「黒田にそんなガッツがあるとは誰も信じなかった」ジョージ・ソロスmarkethack.net/archives/51869...
— 招き猫(Noriko kawai)さん (@kyounoowari) 2013年4月6日
先日、「あのソロス氏も日銀の政策を批判している!」てな感じで各報道が一斉に伝えた件。しかし実際にフタを開けてみると、さにあらず。一部分をくりぬいて強調する、いつもの「スクラップブック編集」的な切り口でしたとさ、という話。
【「麻生首相がドイツを名指しで批判した」と報じられた記事などを検証してみる】や【「麻生首相が証券会社や株式投資を見下した」と報じられた有識者会議を検証してみる】と似たような感じなんだけど、1新聞社や1記事だけなら「そういう解釈もありかな」「そういったスタンスの記者・デスクもいるんだろう」と納得もできるけど、これだけそろって横並び、しかも共同配信の記事流用というわけでもないのだから、何らかの意思疎通の上で、そろって「回れ右」しているようにしか見えないのよね。
「何か報じられるたびに一次ソースを確かめなければならなくなるので非常に面倒くさい。それに、これって、しばしばウソをつく人への対処法なんだよね」。この言い回しは上記の参照記事で4年前に書いたもの。メディアスクラムの件といい、少なくともメディアの中に居る人の一部は、まったく進歩していないということだろうね。悪質なのか、それとも単に能力が決定的に足りないのか......記事担当者にこうなった理由を聞いてみたいものだけど。
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