自転車のランプの高性能ぶりをアピールするため、タブレット機向けの自転車専門誌で展開されたプロモーション。雑誌をめくっていくと、ランプを搭載した自転車を上面から見たようすを描いた広告が一面に展開。しかしランプは消灯しているし、周囲もほとんど真っ暗。「なんだかインパクトないなあ」と思ってさらに読み進めると、次のページ以降がほとんど真っ暗で読めない状態。
落丁ならぬ落カラーか? と不思議に思い、ページが暗くなる区切りのページ、つまりランプの広告ページに戻ると、ランプ部分を押してスイッチをつけるよう促すメッセージが確認できる。そこでスイッチを押すと......ランプが照らす先、つまりさっきまで暗かったページが灯りに照らされ、通常の明るさに戻る仕組み。
さらに最後のページで灯りが少し暗くなり(つまり照らす限界に来たという設定)、「このアイディア、どうよ?」的なメッセージと共にソーシャルメディアのおすすめボタンが並び、口コミをうながす仕組みが用意されている。明るく照らされるページの長さでランプの強力さをもアピールできる、ちょっとイカしたセンスの切り口として、高く評価したいね。
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