【インターネット上のレイティング・ゾーニングに関する青少年のインターネット環境整備状況等調査報告書】
↑ ESRBレイティング。E:6歳以上の全年齢対象、EC:3~10 歳、E10:10 歳以上、T:13~17 歳、M:17 歳以上、AO:18 未満提供禁止、RP:審査予定
平成21年4月1日に施行された「青少年が安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(以下「青少年インターネット環境整備法」という。)に基づき、政府は平成24 年7月6日に子ども・若者育成支援推進本部(本部長:内閣総理大臣、構成員:全閣僚)において「青少年インターネット環境整備基本計画(第2次)」を決定し、青少年のインターネット利用環境(携帯電話・スマートフォン等の利用環境を含む。以下同じ。)の整備に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図っているところである。当該計画においては、青少年インターネット環境整備法及び基本計画(第2次)の施行状況について検討を加え、必要な対応を検討することとされている。
青少年インターネット環境整備法及び基本計画(第2次)の施行状況を踏まえた効果的な施策の推進に当たっては、青少年のインターネット利用環境に関する施策を積極的に推進している諸外国の現状や取組等について情報を収集し参考とする必要がある。
アメリカ、イギリス、オーストラリア及びカナダは、インターネット上のコンテンツのレイティング・ゾーニング※について先進的との高い評価を得ていると言われている。そこで、本調査は、アメリカ、イギリス、オーストラリア及びカナダにおける青少年のインターネット利用環境に係るレイティング・ゾーニングに関する実態、世論の動向並びに公的機関及び民間団体における取組の現状等に関する情報を収集・整理し、わが国の青少年インターネット環境整備施策を効果的に推進していく上で活用していくことを目的とする。
先日から【小中高校生の携帯電話保有状況をグラフ化してみる(2012年度・青少年のインターネット利用環境実態調査版) 】などで展開中の「青少年のインターネット利用環境に関する実態調査」の精査中に見つけた資料。若年層向けのレーティングやゾーニング周りで先行している米英豪加における現状が、歴史や各種背景、民間団体の取組なども合わせ、かなり詳しく語られている。......ってもアメリカの部分は結構Pew Researchのが使われていたりして、ニヤリ感も。
レーティング関連で他国動向を確認する場面になったら、一度目を通しておいても良いかもしれない。
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