ひとりひとり、別々の生活、同じマクドナルド

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学生っぽい黒人男性と、初老の男性。近所に住んでいることもあり、しばしばすれ違い、音楽を楽しんだり散髪をする、「ゲーム」を楽しむなど、似たような行動で日々を過ごす。そしてあるマクドナルドの店舗でふと目が合う二人。おりしも両者とも、ポテトをハンバーガーの箱のふたの部分にあけて、食べやすくしようとしていた時だったこともあり、「あんたもかい」「そうだよ、お前もだな」とばかりに、目で挨拶を交わし、ニヤリとし合う。

違う人物、違う生活、違う毎日。その日常生活の中でも、世代を超えて、マクドナルドは皆が共有する時間、場所なんだよというメッセージが込められている。インパクトの強い、強力なメッセージ性は無いけれど、じわじわと来る内容だね。


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このページは、不破雷蔵が2013年6月 9日 07:32に書いた記事です。

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