飼い猫が産んだのであろう子猫を、大切なおもちゃのように抱える女の子。ところが子猫は不安がってみゃーみゃー鳴きだし、それに気が付いた母親猫が「私の子猫、返して」とばかりに女の子にせがんでくる。
飼い主だから乱暴なことはできないけど、でもやっぱり子猫は返してほしい。何度となくしがみつき、ついに女の子から子猫を奪還した母親猫は、口に抱えて段ボール製の家の中に逃げかえってしまう。
一方、母親猫の気持ちがよくわからない女の子は、ただひたすら「子猫、返して~」とばかりに騒いで手を広げるも言うことを聞いてくれるはずもなく、しまいに泣き出してしまう。
猫たちも女の子も、こんなやりとりを繰り返して、お互いの関係を確かなものにしていくんだろうね。
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