UAEのドバイで行われた食品用の透明ラップによる、寄付活動のプロモーション。該当商品を購入するたびに、アフリカの子供達に食品を提供するための寄付が行われるというものなんだけど、「ラップの購入」と「子供達への食事=子供が喜ぶ」を購入者がダイレクトに感じ取れるように用意されたのがこのスタンド。
ずらりと挿されているラップを1本引き抜くと、その向こう側には一人の子供の笑顔が見えてくる。つまり1本買うと1人の子供に食事が呈されて、笑顔を贈ることが直感的に分かる次第。笑顔そのものにメッセージは書かれていなくても、箱やスタンドなどにある主旨を見れば、自分の購入活動が子供の笑顔につながることが理解できるわけだ。
また、多くの人に購入されてスタンドの空きが増えてくると、その分スタンド全体の子供達の笑顔も増えてくる。全体的な達成感も周囲にアピールできるし、まだ買われていない部分のラップへの購入意欲もかきたてさせる。
シンプルだけど分かりやすい広告手法だよね。
コメントする