「流しカワウソ」。そんなユニークなカワウソの遊具が、千葉県の市川市動植物園(市川市大町)にある。職員が考えて手作りした。蒸し暑さをよそに、カワウソたちがバシャバシャと水しぶきをあげて泳ぐ。この夏、人気を呼びそうだ。
流しカワウソは、排水管用の塩化ビニールパイプを半円状に切ってつないだ遊具。カワウソが中を泳いで行き来できる。
滑り台のプールのように、一様にパイプの上を流れていくのではなく、あくまでもパイプの上をプールのように楽しんでいる雰囲気が強い。「流しカワウソ」というのは少々強引な感じもするけど、雰囲気的には間違ってないからいいのか。
このパイプによる遊具は手づくりとのことだけど、こういった発想を体現化できるってのは素直に感心しちゃうよね。
これ、このままずっと永続設置させて名物にするのなら、観光客相手のお菓子も作れそうだね。竹を二つに割ったような容器の上に、カワウソの形をしたおまんじゅうを乗せて「流しカワウソまんじゅう」とかさ。あるいはもっとシンプルに、そうめんにカワウソをプリントするだけで「流しカワウソそうめん」とか。色々と工夫は出来そう。
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