日本では大手コンビニがたばこの代替品という観点も含め、コーヒースタンドを展開している。台湾のファミリーマートでも似たように、コーヒースタンドを始めたのだけど、専門店と比べると知名度が低く、いまいち人気が無い。そこで「インパクトの強い、人気を集めるような施策は無いものか」として発想されたのがこの「ラテプリンター」の登用。
いわゆる「ラテ・アート」をコーヒースタンドで提供しようというもので、しかもそのデザインは利用客自らがスマートフォンで撮った写真が使える。一例として目の前でいちゃつくカップルがそのようすを自らパシャリ、そして出来上がったコーヒーのラテ・アートを見て微笑みながら、コーヒーを飲みあうという情景が描かれている。
ラテプリンターの投資額やランニングコストを考えると「採算性が取れるのかなあ」という点や、専門店も同じプリンタを導入したらアドバンテージが無くなるよなあという心配もある。けれど、提供するコーヒーに何かの付加価値を設けて注目してもらう、その際にラテ・アートを用いるという発想はステキだな。
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