スマートフォンから奏でる音楽に合わせ、身体を揺り動かす女の子。でもスマートフォン自身には何の動きも無く、その様子を見て、何となくつまらなそうな表情を浮かべる。そしてついには脇に避け、あくびをする始末。画面上で変化があっても、物理的な動きが無いと、やはり子供は好奇心がくすぐられないものなんだよね......ということで、「(子供に与える)オモチャは本物のオモチャであるべきだ」とのメッセージと共に、昔ながらのギミックを持つ、音が鳴るオモチャが映し出される。
これはカナダのオモチャメーカーKol KidのCM。昨今ではスマートフォンなりタブレット機が子供のオモチャとして呈される事例が増えているけど、確かにこのCMで指摘される点も間違いじゃない気がする。デジタル機器に慣れ親しむ必要はあるけど、それだけに限ってしまうと、感情や物への好奇心が平坦になるような気がするんだよね。
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