動物園らしき場所で飼われている子ザル。人が近づくとしかりに手を引っ張り、自分が持っていた葉っぱを手渡し、指の部分を押して「葉を握って」と指図する。握り方が足りないと葉っぱを再び手の中央に戻し、さらに指を押して「もっと握って粉々にしてよ」とうながす。
興味深いのは人が自発的に目の前でにぎにぎし出すと、さらに「もっともっと」とばかりに葉を加えていくこと。音が楽しいのか、葉が細かくなるようすに面白さを覚えているのか、あるいは最後にちょっと見られるけど、小さくなった葉っぱを自分で噛むのが楽しいのか。
いずれにせよ、人間に行動をうながすと、自分の好む状況が起きることを学習した事例として、興味深い映像には違いない。
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