ニュージーランドのデザイン集団OH.NO.SUMO.による、ちょっとした社会実験。街中にあるごく普通の小さな階段の上部にカバーを付け、その先端に映像を映し出す仕組みを設ける。そしてそこには短編映画を上映する。この映画を観たい人は階段に腰かけ、皆が皆上を眺めるという次第。
カバー部分には特に告知はされていないものの、目新しい造形に目を留め、仕組みに気が付き、次第に人々が集まってくる。携帯電話の普及で公共の場でも個々が分断された環境下におかれる中、狭い場所で皆が寄り添い、一つのものを楽しむという「空間の共有」を楽しんで欲しいという意味合いがあるとのこと。
なんだかほのぼのとしていいよね、こういうの。
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