今や古今東西を問わず、爆発的な普及率を見せるスマートフォン。その多機能ぶりから、多くの人が昼夜を問わず操作をしまくっている。それはまるで、対面によるコミュニケーションを忘れてしまった動物のように......
操作をしている本人達には、それが当たり前の所業に見える。でもそれを客観的に観てみたらどうなのかな、という問題提起的な映像作品。無論多分にフィクション的なオーバーな面もあるけど、「こんなことあるわけないじゃん」と言い切れないどころか、「あるある」と言ってしまいそうな感がする。
便利なのには違いないけれど、このような視点で見せられると、やっぱりちょっと、いや、かなり怖いよねえ......。
昔の人、いや、ほんの十年前でもいい。その人たちがこの情景を見たらどのように思うのだろうか。「何らかの病気にかかったのでは」とすら感じ、心配してしまうかもしれない。それほどまでの熱中度なんだよね。
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