アメリカ・ユタ州のピザ宅配人のバイトは、時給4ドルで働いているとの話を耳にしたマジシャンのStuart Edge(チップをもらえることが前提のため、安めに設定されているとの話)。彼らへの支援と自分の腕前の披露と、ちょいとしたいたずらを兼ねて、ピザを注文した際に100ドルものチップを渡すことにした。
ピザを運んできた宅配人に、1ドル札5枚を見せて「こちらがチップね」とアピール。そしてその目の前でちょいとお札を振り動かし、1ドル札を20ドル札に変えてしまう。はじめはあ然とし、そして驚く宅配人。20ドル札5枚、つまり100ドルに変わったチップを手にし、狂喜乱舞することしきり。そりゃそうだ、1日フルで働いても得られない100ドルが、1回の宅配で手に出来たのだから。
先の【チップに200ドルをあげてウェイトレスを驚かせてみた】と似たようなパターンだけど、こういう類の「どっきり」は悪くないね、ホント。ただ見方を変えれば、低賃金労働とチップの少なさが問題になっているんだろうなあ......と思うと、色々と複雑な気分でもある。
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