欧州では1995年に発売されたソニーの家庭用ゲーム機、プレイステーション。その発売から次々に新世代機を展開し、最新世代機の4にいたるまでの情景を一本の映像にまとめたもの。持ち主が少しずつ成長し、部屋の様相や友達のようす、そしてゲーム端末で遊ばれているゲームソフトのビジュアルも少しずつ、確実に変わっていく「歴史の流れ」がうまくまとめられている。
時は流れて人もゲームも移り変わっては行くけれど、ゲームを楽しむ人たちの熱心な想い、そしてゲームそのものがプレイヤーに贈る熱情に違いはない。これまでも、これからもずっとプレイステーションは君たちと共にある......という感じかな。
映像手法的にはカットの切り替えを一切することなく、連続したカメラワークを用いることで、時間の流れをダイナミックに表現している。部屋の窓から見た外の情景を上手く利用し、時間の流れを表しているのも素敵(窓から見えるビルがにょきにょき伸びて時間の加速を表現してるんだね)。
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