人の物まねが得意な鳥として知られているオウム。このオウムは人の笑い声をそのまま真似して語りだす。最初の数秒の映像では他のセリフもしゃべっていることから、笑うのみではなく、周囲の笑い声につられて真似のレパートリーの一つである「笑い声」を口に出すようだ。
人の笑い声をトリガーにオウムも笑いだし、それを見聞きして周囲の人が面白さのあまりにさらに笑いだし、それらの声を聴いてさらにオウムも真似をして笑う......笑いのエンドレス状態が発生する次第。
以前【次第に皆が笑い出す...「笑いは伝染するのか」の社会実験】で、人ごみの中で愉快に笑い出すと、周囲もそれにつられて(何がおかしいのか分からず、むしろ笑っている情景そのものがおかしくて)笑ってしまうという、笑いの連鎖・伝染を確認した社会実験の話を紹介したけれど、それに近いものがあるね。
オウム自体は笑っているという感情は無く、単に笑い声を模倣しているだけなんだろうけど。「周囲に笑いの雰囲気を浸透させるオウム」ってのは、結構需要があるかもしれない。
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