見た目はどこにでもありそうな、ごく普通の野外型ガソリンスタンド。ところがよく見ると、屋根の部分が非常に不安定でゆらゆらしている。どうやら強風によって天井があおられているようだ。
風は段々と強くなり、それに従って屋根の振動も激しさを増してくる。まるで大波にもまれた小舟のよう。明らかに屋根は傾き、周囲には危険を察して騒ぎ立てる人々の姿も見える(スタンド内にはすでに人影は無し)。
そして最後には大きく左に傾き、屋根は地面にまで倒れてしまう。天井のライトが切れ、スタンドの命運が尽きたことを再確認させられる。
デザイン上の問題か、あるいはここまでの強風を想定していなかったのか、支柱が中央部分にしかないのが、風にあおられやすい原因のようだけど......それにしても豪快な壊れ方だな。
ちなみにロシア語の原タイトルは「強風は、ガソリンスタンドを破壊」。もう少し詳しい状況を知りたかったけど、コメント部分も合わせ、詳しい情報は無し。ちょっと残念だな。
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