イブニング掲載「実在ゲキウマ地酒日記」と須賀原洋行先生の奥さんと

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↑ イブニング最新号と「実在ゲキウマ地酒日記」
↑ イブニング最新号と「実在ゲキウマ地酒日記」


最近は一部の四コマ漫画月刊誌以外は雑誌の類を買わなくなっていたんだけど、ちょいと気になる話を耳にして、最新号のイブニングを調達。そして「実在ゲキウマ地酒日記」を読み、再度読み、さらに読み直す。

須賀原洋行先生とその奥さん(作中では「ニョーボ」)、そして子供たちとの掛け合い漫才的なやり取りの中で地酒やそれに合った手料理を創って紹介していくという作品なんだけど、今回はがらりと変わった内容。この「ニョーボ」が実は乳がんにかかっていて治療をしたものの、その後脳腫瘍として転移し、手術をするも再発、そして亡くなってしまっていた。

そして「あたしにもしものことがあってもマンガの中で生き続けられれば......」との彼女の意志を貫くべく、今まで「生きている」という前提の元で連載を続けていたのだそうな。

今件作品も通常のタッチとノリで描かれているだけに、描き手側の想いがより強く胸に突き刺さる。読むのは辛いけど、やっぱり最後まで読み通さねばダメだ。そう自分に言い聞かせつつ、何度も読み返す。

先日【内視鏡検査(胃カメラ)と胃がんの疑いと】で書いたように、当方自身もがんの疑いがあり、何かと気が動転した数週間を過ごしてきただけに、他人事ではない感がある。何度となく記事にしたため、データを提示していることもあり、一層リアルさを覚えるのだけど、「がん」ってのは身近な存在なのだな、と再確認させられた次第。

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このページは、不破雷蔵が2013年10月23日 12:08に書いた記事です。

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