古めかしいバーに一人たたずむ初老の男性。その横にいかにも強そうな男性が横に腰かけ、ビールを注文。すると初老の男性も同じものを注文する。ところがそれが気に入らなかったようで、剛腕そうな男性は「なにいってんだ、この野郎」と罵声を浴びせ、ビールが届くと自分の脇でフタを開け、「どうだ、すげーだろ」とこれ見よがしに自慢をする。
しかし初老の男性は物怖じもせず、自分のビールが届くとまるでクッキーを口にするかのようにフタの部分を口に収め、あっさりと開けてしまう。「何このおっさん、他だものじゃねえ」とばかりに驚いた剛腕男性は、目線をそらしてこそこそとビールを飲み続ける。
この初老男性のパワーの秘密は......ということで最後のシーンで紹介されるのが、ポリデントの入れ歯固定剤。こいつのおかけであんなことも楽々出来るよ、という次第。
いやぁ実際にはそんなわけでもなく、単に「ムッチャ強力にくっつくよ」というアピールをオーバーにやっただけなんだけど、やっぱり笑っちゃうよね、こういうシーンってのは。日本じゃ「過剰表現云々」「子供が真似する」って突っ込まれて放送できないだろうけども、個人的にはこういうノリは大好き。
コメントする