↑ ヤングキングアワーズ2014年1月号
表紙は先月に続きアニメ放送中の「蒼き鋼のアルペジオ」。付録も「蒼き鋼のアルペジオ」の画集。そしてちょいと驚いたのが「僕らはみんな河合荘」のアニメ化決定......なんだけど、トップページにカラー1枚使って「アニメ化決まりました。」とどーんとあってイラストがぼんって置いてあり、それだけ(笑)。よほど急だったのか、それともインパクト狙いなのか。いやぁ、まあ、この作品らしいけど。
巻頭カラーは超人ロック。クライマックスなだけあり、ダイナミックなアクションシーンが続く。これこそロックだよね、という感じ。クライマックスといえば「ワールドエンブリオ」もかなりな状況。「リュウマのガゴウ」もしかり。先月の分でも触れたけど、メインとなる作品で相次いでこんな感じなので、「半年後、どうなっちゃうんだろう」という感じもする。心配性なだけかもしれないけど。その点では「スピリットサークル」の作品構成は、ある意味賢いと言わざるを得ない。個々の世代で盛り上がりと終焉を展開して、それを何度となく繰り返し、次第に話全体としての流れを進めていき大いに盛り上げていく。元々短編が好きな作者にとっても、この進め方は好みだったんだろうな。
「裸者と裸者」はついに大規模戦闘に突入。原作はさらにずっと続くんだろうけど、このノリは「もしかしてこれが一区切り付いたら作品はしばらくお休み?」的な雰囲気も。原作をとことんおいかけてほしいけどね。
今回は「ドリフターズ」はちゃんと掲載。突拍子もない、未知なる戦術は、それを知っている者が一人指揮者に居れば、容易に対応されうるという好例。果たしてどうなることやら。「ジオブリピンナップ」は今回も1ページ確認。市街戦。
ちなみに次号から連載が2本新たに始まる予定。読み応えがあるもので、長続きするといいな。
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