街中に突如現れた違和感ありまくりのドア。恐る恐るその扉を開けると、その向こうにひらけていたのは、ミラノ、ブリュッセル、バルセロナ、ジュネーブなど、ヨーロッパ各国の観光地だった。このドアは、それらの観光地に行き交う人々とリアルタイムに対話をし、素敵な旅行を疑似体験できる「リアルどこでもドア(映像のみ)」だった次第。
これはフランスの国鉄SNCFが展開したプロモーション。フランス外のヨーロッパ各国のステキングな観光地も、我が社の鉄道を使えば、それこそドアを開けるがごとく簡単に足を運ぶことができますよ、ということで、旅行のお手軽さをアピールしている。
テレビ電話の仕組みをうまく活用したもので、発想としては以前コカ・コーラのキャンペーンとして紹介した【インドとパキスタンをコカ・コーラで仲良くさせてみよう】に似ている。観光誘導として使うのはなかなか面白い。日本でも応用できそうな気もするね、これは。
コメントする