イベントか何かで使うのだろうか、屋台などで見かけることがある、小型の風船に水をぎっちりと詰め込んだ水風船が山ほどボールに詰め込まれている。その色の鮮やかさや光沢感に興味津々の子猫ちゃん。ただでさえ好奇心旺盛なところに、不思議な物体が山ほど積まれているのだから、ちょっかいを入れないはずはない。
案の定、水風船の縛り口をかんでみたり、風船の表面部分を触ってみたり。当然爪でひっかいてしまい、ぱんっと音を立てて中の水が飛び出て割れてしまう。ちょっとびっくりしてフリーズする子猫。
でも沸きあがる好奇心には勝てるはずもない。今度は口で直接表面部分をがぶり。するとやはりぱんっと割れて水が。今度は明らかにびくりと驚き、後ずさり。そしてまたフリーズ。ようやく「これはヤバいものかも」と学習したようで、しばらく思い悩んだあと、その場を後にするのであった。こうやって経験を重ねて、少しずつ世の中の常識を知っていくのだろうね。
見ている側からすれば、そのままジャンプして風船の上に飛び乗るとかいう暴挙をしなくてよかったなあ、と思ったりもする。
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