文中にある「このアイデアは独創的で、番組制作も容易なため、公共放送ゆえに商業的な制約がないNRKはすぐに採用」という説明にはなるほど感しきり。リソースをとらずに済むという点では、日本のテレビ関係者も聞く耳立てるかも。 もちろん当のノルウェーですら批判的な意見も少なくない。でも個性的という点では誰も疑う者はいないし、需要があることにも違いない。日本でも試してみたら......と思ったんだけど、これ、良く考えてみるとコンセプト的にはライブカメラとあまり変わらないな。そのあたりを上手く組み合わせると、面白い事ができるかも。
以前【8時間「まき」が燃えているだけの番組、視聴率20%を確保】で紹介した、まきがずっと燃えているだけの暖炉を映した8時間番組が20%もの視聴率をはじき出した件。この放送を行ったノルウェーの公共テレビ局NRKが、こういった「環境映像的番組」を「スローテレビ」と命名し、定期的に放送し、いずれも高視聴率を得ているという話が紹介されていた。
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