一般的なタブレット機として比類なきブランド力と実績を誇るiPadに、果敢に挑んでいるアマゾンのキンドルシリーズ。キンドル自身はすでに電子書籍リーダーとして確固たる地位を確保しているんだけど、それには飽き足らず、上位機種のキンドルファイアーでは「タブレット機としても比類なき性能を持っているんだぜ、ベイベー」と躍起。
そのキンドルにおける、iPadとの比較広告がアグレッシブだとして広告関連のサイトで紹介されていたのでピックアップ。放送時間は30秒ほどだけど、複数のスペックでiPadとキンドルファイアの新型機を比較している。両機種を紹介する声のトーンを巧みにかえて、キンドルファイアの方がバリューがあるように印象付けたり、iPadより優れている点をピックアップして強調するなど、色々と手をかけているのが分かる。
これはこれで悪くないし、分かりやすいけど、iPadを持っている人、好きな人にはちょいとばかりムカっとくるものかもしれない。比較広告はそのあたりを上手く切り返さねばならないのだけど、今件は正直、どうかな......?まぁ日本では難しいだろうね。
もっとも先日から展開されている、アマゾンのキンドルペーパーホワイトのCMでは、その類の比較は無いものの、やはり評判はよろしくない(【花王の独走続き、KDDIが追いかける(民放テレビCM動向:2013年11月分)】)。商品そのものはいいんだけど、広告センスがちょいと外れているってことなのかな、アマゾンでは。
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