ポーランドのワルシャワに配されている5つの彫像は、その造形や歴史から観光名所的な扱いをされるほどに有名......ではあるのだけど、表情が何となくいかついものだったり悲しげだったり。それが良いという人も少なくないけど、「笑顔は幸せをもたらすオールマイティカード」というのも事実。
ならばそれらの彫像に笑顔を振りまいてもらいましょう、ということで行われたのがこのキャンペーン。彫像の顔面部分の型を取った上で笑顔になったらどのような表情をするのかを計算した上で仮面を創り、その仮面をかぶってもらって各方面から写真を撮り、立体データを取得。
その上でスマートフォンやタブレットなどを介して専用アプリで各彫像を観ることにより、その「笑顔データ」がARでかぶせられて見えるようにするというもの。普段はいかつい顔をしている彫像たちの、にっこりとした笑顔を見たくて、皆が皆スマートフォンなどをかざして彫像を眺め、色々と意見を交わしていく。見ている人の多くが、やはり笑顔になるのは、「笑いは伝播する」ってことの証なんだろうね。
ちなみにこれ、歯磨き粉のブランド「blend-a-med」が主催したらしい。うちの歯磨き粉で綺麗な歯を維持して、にっこり笑ってその歯をアピールしよう、ってことなんだろうな。キラリ。
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