【「鬼怒川のホテルで118人食中毒...ノロ検出】
【食中毒の発生について(栃木県)】
詳しくはリリースや掲載記事で確認してほしいけど、栃木県の「ホテル鬼怒川御苑」のレストランでバイキング料理によるものと思われる客、従業員計118人(新聞報道では114人となってるけど、さらに増えたらしい)が、19日夜からおう吐、下痢などの症状を発症して医療機関を受診したとのこと。で、患者が共通して食べた食事がホテルの食事のみ、さらに患者やホテルの調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、発症状況に共通性があったことなどから、ノロウイルスによる食中毒と断定。幸いなことに患者は全員快方に向かっているが、レストランは営業停止処分となった。
今後どの経由でノロが入り込んだのかが検証されていくんだろうけど、こういった食堂周りで調理従事者が感染していると、まとまった数の患者がいちどきに発生してしまうのも、ノロウイルスによる食中毒の特徴の一つなんだよね。そして【「アルコール消毒で完璧」は間違い!? ノロウイルスへの対処法・予防策への関心は高いが...】でも解説した通り、ノロウイルスに関しては十分な情報の周知がなされているとは思えない。
料理を食べるな、外出するなとはいえないし、そんなことは不可能だけど、注意を怠りなくということ位はできるはず。とはいえ、今件のような場合、避けようがないからねえ......「もやしもん」のように、ノロウイルスが目に見えるわけじゃないし。
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